2017年1月21日土曜日

言わないことに目を光らせる

1月20日(金)、第193国会が開かれ、安倍首相の所信表明演説が行われました。今国会で安倍首相が目的としているのは「テロ等準備罪」(共謀罪)と憲法改定であると新聞、テレビは報じています。
 安倍首相は所信表明演説のなかでこのふたつについてどのように語ったのでしょうか。「テロ等準備罪」(共謀罪)について触れたとみられるのは次の部分です。

 サイバーセキュリティ対策、テロなど組織犯罪への対策を強化します。

憲法改定について触れたのは次の部分です。

 憲法施行七十年の節目に当たり、私たちの子や孫、未来を生きる世代のため、次なる七十年に向かって、日本をどのような国にしていくのか。その案を国民に提示するため、憲法審査会で具体的な議論を深めようではありませんか。

所信表明演説は全部で463の文から成り立っています。「テロ等準備罪」(共謀罪)、憲法改定について触れたとみられるのは上の3つの文だけです。全体の中の 0.6%。100のうち1にも足りない割合です。安倍首相が何をしようとしているか、それは所信表明演説で何を語らなかったか、隠そうとしたか、その視点から見なければならないでしょう。